学生の幼児化
晴れ。終日仕事。
学生の幼児化が進んでいる気がする。
勉強=試験に合格して単位を取ることと思っている学生が多すぎてうんざりする。
試験に出ないので勉強しないと平然と言えること自体が寂しすぎるというか、信じられない。そもそも大学の理念の全否定じゃないか。
いつになったら高校時代や浪人時代からの習慣が抜けるのだろう。
何がわからないかも含めてわからないから、どうしたらいいのか教えてくれというのは、もはや質問ですらないのだと思うのだけど・・・
そもそもろくに専門書にも当たらず、アンチョコ本ばかり読んで、きちんと勉強した気になっていることにびっくりする。しかも、これはまともな部類で、それすら読まずに歴代の学生が作成した不完全な定期試験の過去問対策資料集なるものだけで在学中を過ごすような不届きものも多いらしい・・・
レポート課題を与えれば、ろくに文献も調べて来ないどころか、ネット検索やWikipediaで済ましてしまう・・・
ひどいとWikipediaを文献だと思っている奴までいる・・・
頼むからレポートの参考文献にWikipediaって平然と書いてくるのをやめてほしい・・・
論文にあたるような比較的まともな学生も、日本語文献しか読まず、必ず英語文献を拒絶する。理由は苦手だからだそうだ・・・・
こんな傾向が年を追うごとにひどくなっていくような気がする。
・・・・なんだか悲しい。
さて。
引き続き、「21世紀の資本」を読んでいる。第3部まで読んだけど、なんだか真面目に働いてるのが悲しくなってくるような内容だな。読んでいていやになってくる。
田中竜馬編集「集中治療999の謎」を読み始める。
いきなり本で一番最初のQが「集中治療って面白いのか?」でずっこける。
なかなかそんなところから入る本ってない。なんだか楽しそうだ。