Noels Tagebuch

日々のつぶやきと読書記録、たまに旅行記

新人監督

プロ野球は新人監督ラッシュだ。しかもビッグネームが多く、指導経験が少ない人が多い。

監督が変わっただけでチームが悪くなることはあっても、いきなりよくなることはないと思うのだが、変革だなんだと持ち上げられる記事だらけだ。

これだけ一斉に変わると逆に前監督時代の積み重ねが開花するか否かに左右されそうで、楽しみではある。

育てるのは上手くても試合には勝てない人っているので。

同じ指導経験が少ない人でも気の毒なのが小久保監督だ。

勝てば官軍負ければ賊軍を地で行く扱いを受けている。

采配自体がペナントレース向きで、あまり短期決戦向きではないように見えた。一部の先発投手をリリーフ要因にしていたのも気になる。

ただ、メンバー選考自体は魅力的だったし、藤浪投手や柳田選手がいて、中村選手が死球なく万全なら、もっと楽に勝てたのかもしれない。

それでも試合運びを見れば、十分すぎるくらいに地力の強さを見せつけていたと思うのだが。

毎回思うのだが、仮に負けたとしても誰も文句を言えないような人が監督になって、誰もが、「この場面はそれしかないよな」というようなオーソドックスすぎる采配をし、目立ったミスもないような状態で、負けたらどうなるのだろう。

…やはり誰かがやり玉にあげられて、決して「よく頑張った」というような論調にはならないのだろうか。

池上解説の次に

三橋規宏、内田茂男、池田吉紀著、「新日本経済入門」を読了。

池上彰さんの経済学に関する著書を読んでも、わかったような気になるものの、ニュースや新聞を見てもやっぱりよくわからない。もう少し深く解説してくれるものを読みたいと思って買った本。

タイトルは入門だけど、素人的には十分すぎる内容。

テーマに沿って、概要と現状、歴史的な経緯や理論の解説、関連するデータの解説と続く。

難しいことを軽めの語調で解説してくれるので、ついていくのは難しくない。

読み終わったあとにさっさと売りに出す本と保存して使えそうな本があるが、これは後者か。

通読したので、あとはニュースでキャスターや解説員が吠えたときに、何を怒っているのかを辞書的に調べるのに使おう。

通信教育

公文でドイツ語の通信教育を受けている。

春先に4Aというイラストを見るだけのところから始まり、先日B教材が終わった。

とりあえず、格変化が一通り出てきて動詞、冠詞を変化させながらある程度の文を読み書きするレベルらしい。

新しく始まったC教材は急にレベルが上がってきた気がする。

っていうか、さらに単語の変化が激しくなってきたな。

変化さえ気をつければ比較的自由な感じは、助詞次第でどうにでもなる日本語と近い感じがして、わりととっつきやすくはあるものの…

語順さえケアすれば、何とでもなる英語の気軽さを改めて感じる。

指導の先生の方針で教材を3周することになってるから、いずれ慣れていくことに期待しよう。

最近、イベントごとが多すぎて日々の積み上げができなくなってきているので、もう一度つかんでいたペースを取り戻さなければ。

難しい2

佐藤優著「いま生きる階級論」を読了。

 

同氏の資本論講義の第2弾。この一連の講義では宇野弘蔵氏の「経済学方法論」をテキストにして解説が進んでいく。

 

最近の話題であるピケティについても再三触れている。

 

どうやら「21世紀の資本」は長々と書いている割にはしょうもないことしか言っていないじゃないかというイメージはあながち間違いでもないらしい。

 

テキストの引用文が実は一番難解だったりするのだが、それに続く講義の解説を読んでなんとなく納得することの繰り返し。

 

この人の本は全部簡単に書いてあってとっつきやすいようでいて、よくよく読んできちんと理解しようとするとものすごく難しいものが多い。

 

そして難しいがゆえに少し読み終わるたびに頭痛がするほどに体力を消耗する。

 

ここで課題や参考文献としてあげられていた本の中にいくつか興味深いものもあったが、まだまだ手をつけていない本もたくさんあるので、まずはそれを一通り消化することを優先しよう。

世界野球

世界野球プレミア12の試合を見る。

 

今回のメンバーはものすごく魅力的で、現状がきちんと反映されたいいオーダーになっていると思った。

 

特に中村選手の4番は素晴らしい。

 

ようやく4番らしい4番が代表チームで体現できたのではないかと思う。

 

投手陣も圧巻のパフォーマンス。

 

ただ、あの間の抜けたチャンステーマはどうにかならないのだろうか・・・・

 

あれでは、勝負どころで入る気合も入らない。

 

オールスターの時みたいに各球団のチャンステーマを流用するのはダメなのだろうか。

 

それと、相変わらず懲りずに起用し続けるゲスト中居正広

 

ときに試合の流れ関係なしに、司会の癖なのか、解説者相手に仕切り始めたりするのがとにかくうっとおしい。

 

実況でも解説でもないんだから、たまに話を振られた時と、イニング間のタイミングに多少話すだけで十分。

 

大事な局面でくだらない質問をする場面もあったし、解説者が若干迷惑がってる場面もあった。

 

そんなに話したいなら副音声ブースにでもいればいいと思う。

 

ともあれ、いい試合だった。

 

次の試合が楽しみだ。