Noels Tagebuch

日々のつぶやきと読書記録、たまに旅行記

新人監督

プロ野球は新人監督ラッシュだ。しかもビッグネームが多く、指導経験が少ない人が多い。

監督が変わっただけでチームが悪くなることはあっても、いきなりよくなることはないと思うのだが、変革だなんだと持ち上げられる記事だらけだ。

これだけ一斉に変わると逆に前監督時代の積み重ねが開花するか否かに左右されそうで、楽しみではある。

育てるのは上手くても試合には勝てない人っているので。

同じ指導経験が少ない人でも気の毒なのが小久保監督だ。

勝てば官軍負ければ賊軍を地で行く扱いを受けている。

采配自体がペナントレース向きで、あまり短期決戦向きではないように見えた。一部の先発投手をリリーフ要因にしていたのも気になる。

ただ、メンバー選考自体は魅力的だったし、藤浪投手や柳田選手がいて、中村選手が死球なく万全なら、もっと楽に勝てたのかもしれない。

それでも試合運びを見れば、十分すぎるくらいに地力の強さを見せつけていたと思うのだが。

毎回思うのだが、仮に負けたとしても誰も文句を言えないような人が監督になって、誰もが、「この場面はそれしかないよな」というようなオーソドックスすぎる采配をし、目立ったミスもないような状態で、負けたらどうなるのだろう。

…やはり誰かがやり玉にあげられて、決して「よく頑張った」というような論調にはならないのだろうか。