価値観の違い
晴れ。終日仕事。
挨拶や返事がないことに怒り狂う上司と、なんで自分が怒られているのかを全くわかっていない人間の温度差というかすれ違いぶりが、もはやコントレベル。
下々の者は、自分の一挙手一投足に最大限の注意を払い、即反応するべしという上司の考え方もだいぶずれてきているような気もするけど・・・
今の時代、上長が来たからって、みんなで仕事を中断して、上長がいなくなるまで取り巻いて応対し続けるなんてことはやらないだろう。
その他、挙げればきりがないほどに振る舞いも言動も、まさに昭和の映画で見るような昔の上司そのもので時代錯誤も甚だしい。それを認めずに、押し付けて、さらには説教を始めてしまうのだから非常にタチが悪い。
価値観が30年前のままで固まってしまった人と、20代前半の若者。
常識にしろ、価値観にしろ、噛み合うわけがない。
学校で指導と言われつつ、ボコボコにされていた最後の世代としては、どちらの気持ちもわかるがゆえに複雑である。
いつの日か、金八先生の再放送をちらっと見たら、体罰を理由に辞職を考えるというくだりを見て衝撃を受けたことを覚えている。
どうしようもない奴に止むを得ずゲンコツを見舞ってこんな騒動になるなら、我らが小学生時代に竹刀を振りかざしていた人や往復ビンタを見舞っていたような人々はどうなるのだろう。時代はどんどん変わる。
今日は「新日本経済入門」を読み始めた。