Noels Tagebuch

日々のつぶやきと読書記録、たまに旅行記

天職

晴れ。終日仕事。

 

クライマックスシリーズ初戦。

 

下位の頃は、あれほどありがたいと思ったシステムも首位でシーズンを終えたチームのファンからすると、なんて余計なシステムなんだろうと思ってしまう。

 

人間とはいかにも勝手な生き物である。

 

負けたから余計にそう感じるのだろう。

 

マックス・ヴェーバー著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読んでいる。

 

Was sind Sie von Beruf?

 

ドイツ語で仕事をきく時に使うフレーズである。

 

このBerufに「天職」という意味合いを初めて持たせたのはルターらしい。

 

ルターは聖書をドイツ語に翻訳して、ドイツ語の発展に一役買った人物である。

 

それまではヘブライ語ギリシャ語の聖書しかなかったわけで、ドイツ人の聖職者たちはArbeitなどの単語を使って解説をしていたようだ。

 

ヘブライ語から遡って細かく解説されている箇所は、詳しすぎるきらいはあるものの、非常に興味深い。

 

佐藤優氏が神学をかじるにはギリシャ語、ラテン語、ドイツ語が必要だと本で言っていたことの意味がなんとなくわかった。

 

ただ、ギリシャ語やラテン語は「ニューエクスプレス」のシリーズをさらっとさらえるぐらいの感じでいいらしいからある意味で気楽ではある。

 

 

そのあとは、プロテスタントの人がなぜ禁欲的になって、どうして仕事を「天職」として強烈に打ち込んむのかといったことに対しての考察が延々と続いている。

 

とにかく注釈が長い・・・・