Noels Tagebuch

日々のつぶやきと読書記録、たまに旅行記

いろんな宗派

晴れ。終日仕事。

 

婚活としきりに盛り上がっていた上司が、近頃一歩先のステップに進んだようだ。

 

最近は、どのタイプの有料老人ホームが自分に適しているのかを真剣に議論している。

 

貯めていた結婚資金も、施設の入居費用の準備金に名目が変更されたらしい。

 

・・・老人ホームか。

 

ノーコメントだな。

 

マックス・ヴェーバー著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を読んでいる。

 

池上彰さんの本で紹介されていたので買ってみた。

 

とにかく脚注がいちいち長い。

 

初版本への批判に対する反駁を細々と注で書いているせいだろう。

 

今のところ、プロテスタントの考え方の分析が続いている。ルター派とカルバン派でも考え方はだいぶ違うようだ。カトリックの世界に親しんでいると、それとは違うストイックさなどに驚いてしまう。

 

今の日本においてそこまで厳密に両者が分けられているのかといえば極めて怪しく、カトリックの信者なのにプロテスタントの大学の神学部に進んだりなんていう人もいたりする。

 

ここでさらに国教会の事まで持ち出したところでついてこれる人はもはや誰もいないだろう。

 

さすがに正教会になると違いがはっきりしているが。

 

ただ、高校の推薦などはそこはきっちりしているのか、高校はカトリックだったが、上智大学の推薦枠はあっても、同志社や立教はなかった。

 

今何かと話題のICUは基本はプロテスタントの教会だけど、他の宗派を排斥するものではないという点で超教派ということらしい。

 

天照大御神の子孫が通っていいのかみたいな議論もあるみたいだけど、宗教と付随する教育やその他は別物というのは戦国時代以来のこの国のスタンスなので問題ないのだろう。

 

現時点で教育システムが優れているところを見極めて学ぶというのは極めてスマートな選択であると個人的には思う。