Noels Tagebuch

日々のつぶやきと読書記録、たまに旅行記

「家族ゲーム」

映画「家族ゲーム」を見た。

 

松田優作さんが主演の30年以上前の映画。

 

東京の海沿いの高層マンションに住む受験生を中心とした人間関係を描く。

 

内容と言うよりも動作や変な癖の面白さとか、描写の非日常感とか、当時の雰囲気とかを楽しむ映画のように思う。

 

舞台に設定されている街は無機質で何とも殺風景。

 

水商売の人も住んでそれなりに学校などもある場所といえば、勝どきや辰巳の団地あたりを想定しているのだろうか。

 

子供の喧嘩の舞台になる原っぱ、途中で出てくる倉庫街など、いかにもかつての東京の湾岸地区っぽいイメージそのもの。

 

大好きな「探偵物語」に出てくる渋谷や原宿界隈の雰囲気とはまるで違う何とも言えない場末感がすごい。

 

そんな場末の街もここ10年ちょっとの再開発で今や憧れの湾岸エリアに様変わりしているのだから驚きだ。

 

江東区の湾岸のイメージさえ聞けば、その人がいつから東京にいるのかわかるぐらい。

 

登場人物が言っていることとやっていることは相当に面白いはずなのに、底知れない不気味さを終始感じ続けるような何とも不思議な映像が続く。

 

松田優作さんの作品としては珍しく主人公も含めて誰も死なない(終盤にいろんなものがぶち壊しになる流れはやっぱりあるけど)。

 

松田さん=「工藤ちゃん」のイメージを少し払拭するのにはいいかもしれない。

 

All in one Re-startの効果

今日もSurgical Pathologyを1ページだけ読み進める。

 

やはり仕事があるとなかなか十分な時間が確保できない。

 

いつになったら第1章から抜け出せるのだろう。

 

さて。たまには書評を。

 

All in one Re-startを筆者の指示通りに使ったらどうなったかという話。

 

書店で「英語の基本はこの1冊で完了!」という素晴らしい文言の帯を見て購入。

 

扱っている範囲はだいたい高校英語の基礎から標準ぐらいまでのレベルらしい。

 

構成は見開き1テーマで文法解説、例文と解説、単語。

 

付属のCDが付いている。

 

付属のソフトの中に筆者が推奨する学習スケジュール表が入っているのでそれに沿って学習を進めていく。

 

まずは例文を聞き取って書き、解説を読み、最後に音読するということを毎日ひたすら繰り返す。

 

仕事や付き合い、気分が乗らないなどの多少のぶれもあり必ずしも予定表通りにはいかなかったものの、約8ヶ月でテキストを4周した。

 

最初こそ、バカにしてるのかと思うような簡単な内容から始まるものの、意外に見落としている部分も多く、かなり勉強になり、消化するのは大変。

 

実感としては、はじめて2ヶ月ぐらいでまず野球の外国人選手のヒーローインタビューが聞き取れるようになった。さらに数ヶ月するとニュースに抜粋される英語の会見や演説が聞き取れるようになり、多少の番組であればまあまあ理解できるようになる。

 

アウトプットとしては、簡単な会話であればあまり考えなくても英文が出てくるようにあり、あまり話すことに苦労しなくなる。

 

考えてみれば、毎日英語を聞き取り、書いて、しかも話してるのと同じだから効果にも納得である。ただ、高尚な文章を書くということになるとまた別で、これはさらに次のレベルの教材に進んで学ぶべきことのようだ。

 

焦らず気長に指示されたことに忠実に学習を進めるとそれなりに効果を発揮するらしいということがわかった。

 

引っ越しの諸々が片付いたら、次のレベルの教材にまた進んでみたいと思う。

なかなか進まない

今日もSurgical Pathologyを読み進める。

 

やたらと表がスペースを取っていた関係で9ページまで進んだ。

 

内容的にようやく心構えから、学問分野の概要的な内容に移ってきた。

 

まだまだ内容について語るには程遠い状態だ。

 

目標は1日あたり7-8ページではあるが、引っ越し準備やドイツ語の勉強や通常の勉強も同時並行でやっているのでなかなか進まない。

 

仕事がなければ、もっと色々捗るんだろうけど。

 

昨日の続きで、ドイツ語の勉強について。

 

今のところC教材で止まっており、また再開しているような状況。

 

最終教材はLとかその辺りまであり、まだまだ道は長い。

 

まずは1日最低限1レッスン進めることを守ってやってくしかないだろう。

今年の目標

久しぶりの投稿。

 

新年と言いつつ、すでに2月になってしまった。

 

今年の目標は大きく分けて3つ。

 

⑴ 英語の専門書を読破する。

 

⑵ 公文のドイツ語の通信学習を完結すること。

 

⑶ 引っ越しをする年度内までに断捨離を徹底すること。

 

今日は⑴について書こう。

 

どうせ読むなら、バイブルとされるものを読んだの方が無駄がない。

 

しかも重厚な本を読み通せたらカッコ良さそうだ。

 

そんな条件のもと様々な本の中から吟味して選んだのがこの本。

 

www.nankodo.co.jp

 

あらかじめ言っておくと引用元に深い意図はない。

 

この本、なんと索引を除いても2500ページ超・・・・

 

毎日1ページ読めば、たまにサボっても8年で読み終わるはず。

 

ちなみに初日の今日は3ページ読んだから2年強で読了できるペースだ。

 

歴史と学問分野の定義の説明で終わっちゃったけど。

 

ここに読書記録しながらペースを作っていこうか。

 

⑵と⑶についてはまた順次書いていくことにしよう。

九州一周

「発見!ニッポン城巡り」というアプリを夏頃から見つけて始めた。

全国3000箇所に設定された城を位置情報を使って制覇して行く位置ゲームである。

休みには100名城巡りや全国に鉄道の完乗の旅に繰り出す自分的には移動中の暇つぶしに最高のお供。

旅に出れないときも、同じ城を攻め続けることでランキングを競う城主争い、毎日出題される戦国時代に関わるクイズ、城アバター作り、特定条件を満たすと与えられる異名など、飽きないような工夫がある。

城を制覇すると、一定の石高と年貢が手に入り、それに応じて家臣を雇うこともできる。城数が増えるごとに官位が与えられ、出世していく。

家臣は現地で直接スカウトする方法と、地元から手持ちの家臣を派遣して探索させる方法がある。

夏休みに鬼のように完乗を進めて、城数と石高を貯め込み、この数ヶ月は仕事が立て込んでいた分、家臣を探索に出すぐらいしかしていなかった。

今回、家臣の探索のしすぎで石高が枯渇してきたので、たまたまもらった連休を利用して新幹線と特急を利用し、九州を一周してきた。

やはり新幹線の実力は素晴らしい。城の数がびっくりするぐらい貯まる。ただ通過速度が速く、トンネルが多いので、連打のタイミング勝負みたいな状態になったが。その点で特急は素晴らしい。

九州の山間部だと、比較的簡単に城主になれそうな城もそれなりにあって、地域差を感じてしまう。

おかげでだいぶ城数も家臣も石高も異名も増えたけど、まだ全体の三分の一も回れていない。

車に乗らない分、徒歩や自転車やタクシーを駆使してる現状では、完全制覇まであと何年かかることやら。

とりあえずは近場の難易度の高い城を地道に制覇していくことにしよう。

ちなみに、完乗して通り過ぎただけではもちろんなく、鹿児島で多少観光したことも付け加えておこう。